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染繊工芸家 皆川月華 作 Gekka Minagawa
こちらの作品は昭和初期から戦後にかけての振袖です。成人式など無かった時代の作品の為、おそらく結婚式での晴れ着として発注されたものと思われます。50年以上経過しており、薄いですが汚れの定着があり、刺繍も破損箇所が見られます。帯を結ぶと破れる恐れが強い為、着用には適さない状態です。染色の状態が少しでも劣化しないよう、温湿度の管理された暗室に保管しています。(鳥の羽、くちばし、目にも金糸の刺繍が施されています。 クリックして、さらにもう一度クリックしていただくと精細画像です。)

加賀友禅作家 百貫華峰 作 Kaho Hyakkan
人間国宝木村雨山氏の教えを受け、現在、本加賀友禅の第一人者と言われる百貫華峰氏の作品。手間と時間と最高峰の技術がふんだんに盛り込まれた振り袖。ここまで広い範囲の仕事が施された作品はアンティークでなければ、もう手に入りませんが、アンティークなら非常にお安い価格です。明治期の金工などと違って、手に入れたとしても着物は劣化してしまいます。100年後も色鮮やかな着物の状態を保つために出来ることは全てしております。将来の日本で和装(きもの)文化が衰退しかねない状況にあるなか、和装でおもてなしされるご商売の皆様には尊敬をもって接するよう心がけ、できるかぎり費用のご負担が少なくなる事を、スタッフ一同の目標としております。

橘文様 袋帯 山口織物 西陣
西陣が手織りであった時代の橘文様(たちばなもんよう)の袋帯です。橘は古代の日本では蜜柑(みかん)の事でした。常世の国(とこよのくに)は日本書紀や古事記にも出てくる不老不死の理想郷ですが、そこにはえている橘(みかん)は長寿を招き元気な子を授かる縁起の良い木の実とされました。その橘をモチーフにした山口織物の袋帯ですが、まだ手織りの帯が主流だった時代の作品です。今後、日本製の手織りの袋帯が復活することはほぼありません。この作品のように、しっかりと肉付けされた手織りの作品は機械織りでは不可能です。皆様もご親族様のお手元に古いお着物がございましたら、どうか大切にしていただきますようお願い申し上げます。また、もしも、お着物を手放しになられる際は、着物に詳しい古物商様に見てもらって下さい。

日本の着物ユニフォームを運営している『ユニフィス』は東証上場企業など国内大手メーカー複数社の1次代理店ショップです。全国の旅館・日本料理店のおかみ様にご愛顧いただいております。和装のユニフォームを全国最安値でお買い求めいただけます。ユニフィスはお電話大歓迎のネット通販です。是非ご安心の上、お問い合わせくださいますようお願い申し上げます。
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